母子2人きり、3週間ホテルの部屋から出てはいけないとなると、隔離前はどうなることやらとにかく不安でした。
一番気になったのは、息子にかかるストレス。
食事は選べない。持参したお菓子には限りがある。公園遊びでストレス発散ができない。...とかなりネガティブな状況で、日本のママ友からは「発狂しそう...」とまで言われてました。
以下、息子と21日間のサバイバルをどう乗り切ったか、書き連ねていきます。
子連れの方のお役になれば幸いです。
息子の過ごし方 だいたいこんな感じ
・新しいレゴをプレゼントして、それに興じる
・1日1体、新しいウルトラマンフィギュアをプレゼント、それに興じる
・プライムビデオやDVD鑑賞
・公園遊びができないので、縄跳び
・ウルトラマンドリル、学研のドリル
・Amazon Fire Kidsでゲームやひらがなの勉強
・折り紙
息子のエンタメはこんな感じ。結果、21日間「つまんな〜い、もう外に出たい!」などと言うことは一度もなく、順調に過ごしてくれました。
私に気を使ってくれているのかもしれないですが「思っていたよりも大丈夫」とも言っていたっけ。
ブルーシート上で遊ばせる
ホテルの絨毯は絶対に汚いだろうと予想していたので、大きなブルーシートを持参して、その上で遊ばせました。
これは大正解で、絨毯は本当に、本当に、ほんっっっっとーーーーに、汚かった!
絨毯をコロコロしたときの衝撃は忘れられません。
隔離の3週間は、赤の他人の髪の毛を取り続けた3週間でもありました...
もちろんベッドの上でも遊ばせましたが、遊びスペースを広くするためにブルーシート、おすすめです。
1つのおもちゃで、いかに時間を稼ぐか
遊びの目玉は、ウルトラマンフィギュア。
私がその日にあげるフィギュアを隠しておいて、「せんめんじょへいこう」「ままのポケットをみよう」など、カードをいくつか用意しておいて、全部のカードをたどっていくと、最後フィギュアの場所にたどり着ける宝探しゲーム風にしていました。
私としては「このフィギュア1体で、少しでも長く遊ばせることが重要」なので、「はい、あげる〜」と簡単にあげてしまうのではなく、渡すプロセスでも時間を稼ぐのが狙い。
平仮名を読む勉強にもなるし、一石二鳥。
隔離中に新しいおもちゃを与え過ぎで、息子にとっては誕生日とクリスマスが一気に来たようなもんだと思うし、甘いかなと思うけれど...この隔離で一番頑張っているのは息子だし、生まれてからほとんど父親と住んでおらず我慢していたのは息子だし、隔離期間は多少甘々でもよいかな...と割り切っていました。
Amazon Fire Kids
個人的には「4才にタブレット類はまだ早いかな」と思っていました(スティーブ・ジョブスが自分の子供にはタブレットを見せていなかった話を『スマホ脳』で読んで影響されてる...)。
が、渡航当日の空港での待ち時間や隔離中に助けになるんじゃないか...と思い、購入を決意。
Amazon Fire Kidsは、1000個以上のアプリや書籍のダウンロード可能で、幼児〜小学生向けのコンテンツが豊富です。
アプリ自体はダウンロードすればネット環境ではなくても遊べます。
ほか、ネットに接続すれば、もちろんPrime VideoやYouTubeも視聴可能。
幼児向けのアプリだと、平仮名、かたかなの勉強系、BabyBus(パンダが主人公で、消防車や警察になりきって職業体験できるようなコンテンツ)、恐竜図鑑(自分で化石を発掘する)などを楽しんでいます。
書籍は、ストーリーになっているものではなく、ウルトラマン図鑑、虫の図鑑など、写真を見て楽しむ図鑑系が多い印象です。
ほか、「男の子向け折り紙」みたいな実用書もあるので、それで一緒に恐竜の折り紙を折ったり...←私が不器用すぎて全然強そうではなくヘナヘナなティラノしかできず、「ママ、下手くそ」と言われ、涙ちょちょぎれて、喧嘩した(笑)。
DVD鑑賞
ネットがうまく繋がらない場合の対策として、DVDを持参しました。
液晶付きのポータブルプレーヤーではなく、外付けのプレーヤーを持参したMac Bookに接続して見せました。
夫には部屋のテレビにも接続できるでしょと言われていましたが、結局テレビの操作が分からず、これはできずじまい。
といっても、VPN接続でPrimeのお世話になれたので、DVDを見た時間はそこまで長くなく、お守り代わりといった感じでした。
縄跳びなど運動
運動不足になること必須な隔離期間。
我が家は縄跳びを持参して、2日に一度は遊びました。
ほかは、ウルトラマンの戦いごっこ(笑)。ウルトラマンの曲を流して2人で戦えば、じんわり汗が... 息子のエンタメになるだけではなく母子の運動不足解消として、こちらも2日一度くらい行いました。
それでも運動不足になりましたが...
あとは、ベッドの上ででんぐり返しとか、絨毯でケンケンとか... ほんとそれくらい。
母は就寝前にストレッチ&ヨガを時折しておりました。
以上、息子と過ごした21日間、息子の心身を少しでも健康に保つために準備した&行ったことです。
まだ幼いのに隔離を余儀なくされるお子さまたちのために、少しでもお役に立てると嬉しいです。
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