中国のトイレ事情、包み隠さず書いていきます!
直接的な表現が多いため、お食事中の方は読むのを控えたほうがいいかもしれません!!
設備面
まずはハード面。和式が多い。
和式に慣れていない女の子のお母さんはいつも大変そうにしてた。
洋式も見るけど、ショッピングセンターのトイレで和式オンリーのところもある。
賑わっている有名なショッピングセンターのトイレでも、日本でいうと、「個人経営の居酒屋の小さい古いトイレ」と同等の設備クオリティだったりする。
洗浄は、日本のように自動洗浄ではないので流し忘れ注意。
そこそこ高級なショッピングセンターなら洋式がたくさんあって高級感あり。内装がスタイリッシュ。でも、日本の都心百貨店レベルではない。
ティッシュは常に携帯しよう
トイレットペーパーがないトイレもあるので、お出かけのときは常にポケットティッシュ必須。古いショッピングセンターのトイレなどは特にトイレットペーパーがない。
中国のスーパーで売られているポケットティッシュは肌触りがよくないので、クオリティを求めるかたは日本からたくさん持参したほうがよいかと。
ショッピングセンターでは、手洗い場に1つトイレットペーパーがある仕組み。個室に入る前に、そこで使用分だけ取って、個室に入るシステム。
高級なショッピングセンターだと、ちゃんと個室にトイレットペーパーが設置されている。
ちなみに中国のトイレの水は水圧が低くティッシュが流れにくいので、使用済みティッシュは個室内のバケツに入れる。このバケツに蓋がついていないので、他人の使用済みティッシュが嫌でも目に入ることに。
気になる清潔度は?
ひたすら汚い。想像以上の汚さ。
私が今まで住んだ&滞在したことのある国(日本、中国、アメリカ、韓国、カナダ、チェコ、イタリア)の中で、中国が一番汚かった。
イタリアとかチェコも、日本と比べると相当汚かった。でも、それより汚い。
和式のデフォルトは、周りに飛び散った、いや、的を大きく外れた小でビシャビシャに濡れてる状態。
その小を踏まないように用を足すのに、足がつりそうになる...。
自然と、フワフワのロングスカートとか、ロングワンピを着なくなった。
個室に入ろうとしたら、前の人の小が流れてないのは当たり前。
「うわっ、流してないや。隣の個室行こう」
「わっ、ここも汚い」
なんて、調子でどんどん手当たり次第マシな個室を求め、3、4室目でようやく入れるトイレが見つかるなんてことも。
小の流し残しならまだしも、経血や大が目に入ることも多い。最悪、大がそのまま放置されてることも。
子どもの習い事で出入りしていたビルのトイレは、とても古く、ときどきゴキブリと遭遇することもあった。
手洗い場
ハンドソープがないところもある。ついていても、なかなか出ないことも。
前述の通り、手洗い場にトイレットペーパーが1つついているので、そこから必要分だけ巻き取って個室に入るシステムのトイレが多い。
洗面台には髪の毛が大量に落ちていたり...個室と同様に残念なことが多い。
マトメ 〜対策として、できることは?〜
長々とネガティブなことを書きました。あまりマイナス面ばかりを書きたくないのだけれど事実なので、これから渡航をする方のお役に立てたら...と書いています。
- 子どもが中国のトイレを本当に嫌がっていて帰国したがっている
- 外出先でトイレに行きたくないので膀胱炎になった
なんて話も耳にします。
個人としてできる対策は...
これくらいしか考えられません...。あとは「慣れ」でしょうか。
私も最初はあまりの汚さに辟易していました。が、少しずつ慣れていきました。
そして日本に帰国した今、あまりにトイレが綺麗なので、逆カルチャーショックを受けています。
以上、中国のトイレ事情についてでした!