広州ナビ

ふだんは編集者。仕事を1年休んで帯同中。情報をまとめたり整理したり書いたりがするのが好き。帯同中は仕事ができない分、異国の情報を発信中。

理想の語学の先生を求めて...良い先生って?

最近、1年半以上お世話になった中国語の先生とサヨナラし、他の先生に切り替えました。

理想の先生に巡り合うのって、簡単なことではないですよね。ほんとうに! 今まで対面/オンライン含めて10人以上の先生を試したけど、私にとって現在の先生がベストです。今回は、良い先生に巡り合うまでの個人的なアレコレを書いていきます。

 

私が思う、CCレッスンの良い先生 

CCレッスンは2022年初めから細く長く続けておりまして、CCレッスンだけで10人くらいの先生にお世話になりました。現在のベストな先生もCCレッスンの方です。上海の女性で、中国語講師歴が長い方で安心感があります。中国語講師歴が長い方なら他にもたくさんいるのですが、先生のこんなところが特に好きです。

  • フリートークを盛り上げようと頑張ってくれる
  • 発音を少しでも間違えると指摘してくれる
  • 作文など正解だったときは、よく褒めてくれる
  • 言い間違いなどは、必ずチャットで正解を送ってくれる
  • 文化についても教えてくれる

フリートークを盛り上げてくれるのは本当にありがたいです。テキストに入る前に、レッスンの最初の方はフリートークの時間にしています。先生は「息子は幼稚園に行った?」「仕事は最近忙しいの?」とか、たわいもない質問をしてくれて、それに私が答えて、そこからまた話を広げてくれる感じです。こちらが言ったことを適当に流すのではなく、ちゃんと笑ったり驚いたり反応してくれて、それが地味に嬉しいところ。「頑張って話そう!」という気持ちになります。伝えたいことがうまく言えない場合は、チャット上に正しい文を書いてくれ、発音もきちんと教えてくれます。以前の先生は、口頭で直してくれるのですが、書き残してもらえないときがあったので...やはりすべて書き起こしてもらえると復習時に役立ちます。

 

作文などがあってたときは、「非常好〜」と声に出して褒めてくれるので、それもありがたいポイント。以前、他の先生のときは、オンライン上だと特に、私が回答を読み上げたあと、反応が薄いので、正解なのかわからなくて聞き返すことがあり、少しだけ不満だったのです。。。やっぱり、褒められると嬉しいものですよね。

 

学校の先生が闇営業??

以前の先生は1年半以上お世話になったし、悪い先生というわけではありません。以前の先生は広州人。広州の学校で出会い、最初は対面、途中からオンラインに切り替え、本帰国後もお世話になっていました。

最初に「なんだかな」とモヤモヤしたのは、契約形態に関してです。先生は語学学校に所属している先生であり、私が学校と契約する形で先生の授業を受けていました。最初は80コマくらい、チケットをまとめ買いしたっけな(詳しいことは忘れた...)。順調にレッスンを受け、「もうすぐコマを全て消化」ってなったときに、「今度は私個人にお金を払って。安くするから」と持ちかけられました。「これって学校の規定に絶対反しているよな〜」と思いながら、個人契約に切り替えたのですが、心のモヤモヤはなくならず...。個人契約、安くて良いよ、確かに。でも、コマをまとめ買いしているのではなく都度払いで「終わりが決まっていない」ので、止める時機を失うんですよね。。。

 

レッスン中 先生がスマホに夢中

「いつ終わりにしようかな...。実際CCレッスンの先生の方が良い気がするんだよね」とモヤモヤしつつもレッスンを継続していた矢先、とあるアクシデントがありました。ある日のこと、オンラインレッスンで英作文の回答を私が読み上げていると、画面上の先生は下を向いたまま何かをいじっている。で、沈黙のあと、「很好〜」と適当な相槌が返ってきます。相槌が返ってくるならまだマシなんだけど、そのうち私が回答し終わっても、まったく反応がなくなる...ひどいですよね。先生、授業中に完全にスマホに没頭していました。

スマホ使っている?」って聞いたら、「ごめんごめん、娘の学校の先生から連絡で、すぐに返事しなきゃで」とのこと。この時点で先生に対する信頼と、先生に授業に出席するモチベーションが急降下(単純だけど、そんなもん)。「急用なら5分授業を中断して返信してから授業に戻り、5分授業を延長してほしかったな〜」と思いますが、これは「日本式のサービスを求めていている」ってことになっちゃうのかな、とも思います。

 

あとは、先生が授業中にスマホに集中なんてこと、個人契約だから起こってしまったと思います。正規ルートで学校に授業料を払っていれば、いつでも学校にクレームを入れられて、他の先生に代えられるので。やはり個人契約はよくないな...とひしひしと感じました。

 

以上、現在の先生と、以前の先生について書きました。皆さんの先生探しの一助になれば嬉しいです。

以前の先生について少し小言を言ってしまいましたが、実際には、これまでもっとすごい先生にでくわしています(笑)。体験レッスンに行ったら、めんどくさそうに欠伸ばっかりされたり、はたまた違う学校でレッスンを開始したら、しょっぱなから中国のデリケートな政治事情に関して熱弁されたり(繊細な話題なのでここでは書けないレベルのこと)...本当に色々ありました。懐かしい…

 

中国語に限らずですが、語学の先生探しは時間をかけたほうがいいと思っています。そのときの自分にピッタリある人を常に探していかなければならないなとも感じます。