広州ナビ

ふだんは編集者。仕事を1年休んで帯同中。情報をまとめたり整理したり書いたりがするのが好き。帯同中は仕事ができない分、異国の情報を発信中。

夫の駐在=バタバタする人生

久しぶりの投稿になってしまいました。

 

2024年明けまして、2023年1月末に帰国してから、もうすぐ1年が経とうとしています。なので、最近は家事しながら仕事しながら「あ〜中国生活懐かしいな〜。楽しかったなー。でも大変なこともあったなー。もう一度住みたい気もするけど、やっぱ日本がいいかなー。でも短期滞在とか旅行ならたくさん行きたいな〜」みたいに中国に想いを馳せております。

 

この数年は、本当に本当に我が家はバッタバッタでした。

我が家の、夫(会社員)、息子、猫(アメショ〜)、私(フリーランス編集者)のバタバタな数年を振り返ってみます。

 

2016年 初の妊娠中に、「夫が上海に留学することになる(会社の辞令)」のを言い渡される...会社都合で帯同不可とのこと。絶望。

2017年5月 出産!

2017年 8月末 

子どもが3ヶ月のときに、夫、上海へ。母子2人暮らしへ。

2018年4月

保活の末、保育園受かった! 0歳クラスに通わせる。仕事と育児頑張る。

2018年 9月 

夫帰国。しかし激務で基本家にいないので、生活は変わらず(笑)

2019年4月

夫が広州に異動。結局、上海から帰国後、半年しか日本にいなかった! 母子2人暮らしに。淡々と仕事と育児頑張る。

2019年1月

仕事を休業したくなかったけど、やはり家族一緒に暮らせたほうがよいかと思い、文字通り泣く泣く休業。抱えている仕事を片付けてから遅れて母子で渡航するつもりが...

2020年2月 コロナパンデミックにつき、ビザ停止

渡航するつもりでビザ取得、私は仕事をやめ、息子は保育園を退園、東京で住んでた賃貸マンションは解約、家財はすべてトランクルームに、服やおもちゃはすべて広州に船便で出港済み、フライトチケットも取得、あとは渡航するだけ!」の状態で、まさかの無期延期に...

以降、母子のみで実家に転がり込む。いつまで続くかわからない実家生活...仕事休業しちゃったし、泣く泣く仕事休業して中国にいる間は専業主婦を頑張ろうと思ってたのに、それが叶わない状態...この生活いつまで続くの?と本当辛い時期だった。。

2022年3月

ようやく渡航! でも諸々の事情で愛猫は実家に預けることに(再び泣く...)

初めての中国! 初めての子連れ海外! で、夫は常に激務につき、もちろん一時帰国なんかできないので、母子だけで渡航! からの3週間ホテル隔離! あー大変だった!

けど、息子はいまだに「隔離のときのお弁当のおまんじゅう美味しかったね。おまんじゅうの取り合いしたよね」とか「隔離のとき読んだ本おもしろかったね」とか「隔離のときママが熱湯をノートパソコンにかけて壊したよね」とか、いきいきした顔で回想しています。

きっと彼にとって5歳で初めて海外に行き、わけがわからぬまま3週間の隔離を経験し、強烈な経験だったんだろうな〜。隔離、大変だったけど、隔離中に息子との絆は深まった気がするし、喉元過ぎれば良い思い出です!

 

その後、大変なことも楽しいことも、中国でたくさん経験しました。

そして、

2023年1月 母子のみ帰国(再び実家に転がり込む。愛猫と再会!!!!)

母子のみ帰国にした理由は以下の通りです。

  • ゼロコロナ政策に翻弄され、幼稚園がしばらく休みになり、息子の発育に良くないと感じた(一度コロナが落ち着いても、また政策次第で、いつ休園になるかわからないし、それなら、日本で同年代の子とたくさんコミュニケーションをとって遊んでほしいとおもった)
  • そもそも母子渡航の時点で、「おそらく1年後には帰任だよ」と夫に言われていたため、1年の予定で準備を進めていた(投資関連は1年以上の滞在だと解約しなくてはいけなかったが、1年の予定だからそのままで来ていた。母子の住民票も日本に残して来ていた)
  • 夫は、母子帰国のタイミングで帰任にならなったけど、「それなら長くても2023年9月には帰ると思う」とのこと。よって9月帰任なら、それから年長の息子を卒園前に転園させることになり、かわいそうだなと思った。年長で1年1つの園に通わせたかった。
  • そろそろ私が仕事再開したかった。。。

母子のみ帰国にした理由は、結構まわりから聞かれていたので詳しく書いてみました。他に母子のみ先に帰国したご家族の理由として、「中国大連の極寒の気候がどうしても合わなかった」「子どもが中学受験に受かり、進学のため」などを聞いたことがあります。

 

逆に、「母子だけ後に残るケース」も聞きます! 夫が帰任して先に本帰国、その後、子どもが年度末の卒業まで現地の学校に通うパターンです。某企業さんのお話ですが、その間の滞在費、学費も出してくれるそうで、手厚いですよね。家族、子どもの気持ちまで考えられた制度で素晴らしいと思います。

 

2023年  9月 夫本帰国

上海で1年、広州で5年半、本当にお疲れ様! 上海渡航前は「你好」すら発したことがなかったのに、30すぎて本気で勉強して、今では現地でまったく困らないほど中国語が堪能な夫。ただでさえ海外駐在はストレス付加がかかるのに、中国生活のほとんどを1人で過ごして大変だったはずです。

「ようやく家族全員で過ごせるね!」と見せかけて、実は、今のところ夫は1人で東京に住んでいます...!

息子を私の実家近くに通わせているのですが、やはり9月から転園は避けたいので、卒園まで母子のみ実家、夫は東京の別居生活を続けているのです。

 

2023年 3月

息子が卒園したら、母子愛猫で夫のいる東京の家に引っ越し予定! ようやく、ようやく、3人+1匹の家族全員生活が叶う予定です! 2019年以来の家族勢揃いで東京生活、楽しみでなりません。

 

と、かなり書き殴ってしまいました。本当にバタバタですね。かなり個人的な内容なのですが、母子のみ帰国のあたりとか、もしこれから駐在を控えている方の参考になれば幸いです!