隔離の先輩方に倣い、我が家でも隔離の味方、トラベルクッカーを持参しました。
ワイマイ禁止、3週間の間で差し入れは1回のみ許容!という厳しいルールがしかれているホテルだったので、トラベルクッカーを持参して、ほんと、本当に良かった! 我が家の生命線です。
- 我が家の相棒 カシムラのトラベルクッカーについて
- 炊き込みご飯(白米に飽きるので、味変。タンパク源として)
- パスタ(ボンゴレ、トマト、クリームなど多くの味を持参すべき)
- うどん(栄養源少ないけど、子どもの好物なので)
- お粥の再加熱に
- ケトルの代用として
- マトメ
我が家の相棒 カシムラのトラベルクッカーについて
我が家が持参したのはカシムラのシリコン製トラベルクッカー。
トラベルクッカーを買うのは初めてで詳しくないので、他の製品とじっくり比較、検討したわけではありません。
決め手はコンパクトで軽い点。母子のみの渡航なので、荷物の嵩と重さをとにかく抑えたかったのです。
水を入れる部分はシリコンでできており、収納時はシリコンを折り曲げてコンパクトに畳めます。重さは540gで軽量。
炊き込みご飯(白米に飽きるので、味変。タンパク源として)
本題に移りましょう。
炊き込みご飯で作ったおにぎりがこちら。
素は、無印良品のものを使いました。「かしわめし」、「金目鯛ごはん」、「鮭と舞茸のごはん」など、具だくさんで味つけ控えめなので息子にいいかと思いセレクトしました。魚系の具を持ってきて正解でした。我が家のホテルでは毎日肉料理で、魚は週一回しか出ません!
隔離中は炭水化物過多で、ビタミン、タンパク質不足になること間違いなし。具の部分で息子に少しでも栄養をとってほしい...という狙いもあり、炊き込みご飯を作っています。
なお、無印の炊き込みご飯の素は2合用です。対して、トラベルクッカーが炊ける最大量は1合でした。
したがって炊くときは、具はすべて入れて、出汁は半分しか入れていません。
セットして電源を押すと、最初の15分くらいで一気に加熱して水分を飛ばしていく感じ。その時点で蓋をあけて蒸らして、少し味見すると、すでにお米の芯がない状態に。でも全体的にべちゃっとしているので、再び蓋をして待ちます。
説明書には「お米を炊く場合は40分電源を入れたままにする。途中で電源が切れたり入ったりするがそのまま放っておく」とあります。
確かに、途中から電源が勝手に動きます。そして、電源が切れている時間のほうが長いのでやや心配になりますが、そのまま我慢...
ときどき蓋をあけて混ぜると、底が少しだけ焦げつき気味だったので、底からしっかり混ぜて、再び蓋をして放置。蒸らしていきます。
あんまり焦げ付きすぎると嫌なので、私は35分くらいで良しとし、完成としました。
トラベルクッカーで炊くと、普段よりも少し水っぽくなりやすいかなと思いますが、これは経験値をあげて水加減のコツを掴むしかなさそうです。
ちなみに、渡航前に日本で2~3回試し炊きをして要領を掴んでおきました。ホテルで失敗したら、貴重な食材を無駄にした&日本食にありつけないダメージで精神的にきつくなりそうだったので。
パスタ(ボンゴレ、トマト、クリームなど多くの味を持参すべき)
作り方は簡単で、麺を茹でる&レトルトのパウチを湯煎で温めるだけです。
水を入れてスイッチをひねると、一気に加熱されるようで、わずか3〜4分で沸騰してくれます。優秀!
息子の好みに合わせてトマト系のみ持参しました。でも自分のために、もっと違う味のものも持参すれば良かった!
渡航直前はとにかく息子の舌に合うものを...という思いで自分のことをあまり考えていませんでした。今、これを書いている最中も、から〜いアラビアータとか、ボンゴレとか食べたい! 粉チーズも持参すれば良かったな...
中国料理を10日間以上食べ続けている私の舌が思うに、中華系の味付けの両極端に位置するのがイタリアンな気がします...
イタリアンの、オリーブオイル! バジル! チーズ!な地中海風の味付けって、中国料理にはないんですよね...(当たり前か)。
うちのホテルは朝食がパンではなく中華飯(蒸包子、粥など)なので、なおさら洋風イタリアンが恋しくなっています。
なお、トラベルクッカーは家のパスタ鍋より小さいので、ポキっと半分に折ってから茹でています。鍋が小さい分、麺が固まってくっつきやすいので、パスタを投入した直後は注意して混ぜています。
うどん(栄養源少ないけど、子どもの好物なので)
麺類に関していうと、ホテルでは、毎朝ペヤングソース焼きそばの味を薄めにしたような麺が出てきました。これは息子は受け付けず。私は食べられるんだけど、毎日だと飽きるので、うどんは気分転換になります。
うどんもポキッと半分に折ってから熱湯に投入して、普段より意識して混ぜて作ります。
問題なのは「つゆ」ですよね。うちは、液状のつゆは重いので断念し、粉状の「ヒガシマル 粉末つゆの素 うどんスープ」を持参しました。ほんとは桃屋のつゆをドバ〜とかけたいところですが。
これは本来なら温かいうどんの出汁として使う商品ですが、うちの場合は、少量のお湯に溶かして冷たい麺の上に少しかけて食べました。食べ方間違っているけど、息子が冷たい麺大好きなのでこれで良し。
うどんを出すと息子がペロリ。が、しかし、「うどん=炭水化物どーーん!」で、とにかく栄養が偏ってしまうので、うどんのときは、フリーズドライの味噌汁も添えていました。
味噌汁も無印良品のものを持っていきました。スーパーで売っている味噌汁より味が薄めで、具が多めな気がします。
おすすめは、ナスのお味噌汁。お湯で溶かすと「なんでこんなに膨らむん??」とナスの膨張っぷりにびっくりします:)「さっき切って入れました!」みたいなふっくらしたナスになって出汁を吸っていて美味しいです。
お粥の再加熱に
我が家が宿泊したホテルでは、朝食に必ずお粥がでます。
朝食は子どもと私の分、2份を注文しており、お粥を食べ切れないことも。
そんなときはお粥を残しておきます。そして、昼食や夕飯で、あまり好みのものがなく、お腹が満たされないときに、お粥をトラベルクッカーで再加熱して食べています。
あつあつのお粥にするだけで、一気に美味しく感じられるので不思議なものです。
ケトルの代用として
我が家はケトルを持参しませんでした。本当は持ってきたかったのだけど、重さと嵩で断念。
もちろんホテルに付属のケトルはあります。が、絶対汚いだろう...と思い、一回も触れていません。普段日本のホテルに宿泊するときでも付属のケトルを使うのに抵抗があるので...明らかに掃除が行き届いていないこのホテルのものは使う気になれず...
なので、ドリップコーヒーをいれるとき、紅茶を飲むとき、フリーズドライのスープを作るときなどなど...トラベルクッカーにお世話になっています。
でも、ご飯炊きながら、スープを作るなど、同時進行で料理ができないため、ケトルもあったら手際良く調理できたかなと思っています。
マトメ
こんな要領で、多いときには1日5回くらいトラベルクッカー にお世話になっています。
使い方は守っているつもりだけど、とにかく使用頻度が高いので、壊れないか少し心配...この子が壊れたら、QOLが一気に下がってしまうので、3週間、一緒に元気に過ごしてほしいです。そして隔離生活を一緒に乗り切りたい!