広州ナビ

ふだんは編集者。仕事を1年休んで帯同中。情報をまとめたり整理したり書いたりがするのが好き。帯同中は仕事ができない分、異国の情報を発信中。

中国の部屋は寒い!? 防寒対策

 

亜熱帯気候なのに、寒い!?

広州といえば、

  • 湿気がすごい!
  • そのせいで体感温度が高すぎる!
  • 蒸し風呂状態!
  • 不快指数120%!!

 

なわけですが、それもそのはず、広州は亜熱帯気候に属しています

 

ゆえに、広州に駐在、帯同される方々は、暑さと湿気対策に力を入れて渡航される気がします。

 

が、しかし、広州の冬はそれなりに寒いです。

 

東京の冬に比べると温かくて、下がっても10度くらいなんだけど、風が強いと体感温度は下がります。

 

何より、冬でも30度近くになる日もあるので、そこから一気に10度まで下がると、寒暖差が激しいゆえに体に負担がかかります

 

だから冬場はニットが必要だし、街を歩けば、厚手のダウンを着ている人も多く見かけます(私は薄手のダウンだけで切り抜けたけど、厚手が恋しい日もあった)。

 

外出するならば防寒着で対策をとればいい話。でも問題は、冬、室内が寒いこと!!!!

 

確実に、東京の冬の室内より寒いです。

 

これは、家の構造や造り、気密性の問題かと思われます。

 

広州でこんなに寒いなら、大連、北京方面は、相当対策しなきゃキツイだろうと思われる......東北地方は暖房機器がちゃんとしているのかな、きっと!

 

窓を閉めているのに、カーテンが揺ら揺ら〜???

 

これは、友達宅のお話。

 

つまり、窓の建て付けが悪過ぎて、窓を閉めても風がどんどん入ってくるということ。

 

築年数が経っているマンションの話ですが、古いといっても内部はリノベーションされて新築のようなキラキラな見栄えです。それに、広州では日本人が一番住んでいる人気のマンションなのに......!

 

友人は、

 

  • 一晩中、暖房付けっぱなし
  • 加湿器を購入して一晩中付けっぱなし

 

で乗り越えたとか。

 

ジメッジメッの印象が強い広州......しかし、秋冬は意外に乾燥します。とくに暖房を入れるとカラカラ。

 

確かに日本の冬の関東地方の乾燥に比べたらマシなんですが......

 

でも、春夏のジメジメからの乾燥ゾーンへ一気に突入するので、その落差にお肌も髪の毛もついていけないイメージです。

 

入り口ドアの下側に数ミリの隙間あり!

 

中国の住居にありがちですが、多くの家のドアの下部に数ミリの隙間があります

 

中国滞在歴の長い夫は、上海(1箇所)、広州(2箇所)のマンションを経験していますが、どの物件も、「数ミリの隙間あり」だそうです。

 

我が家は、この写真のようにパッキングしてもらいました。

 

 

不動産のお兄さん曰く、広州でも「マンションが寒いんですけど」っていう相談が来るらしいです。

 

そんなときは、ドアの隙間をパッキングすると入り込む風が減り、満足する方が多いとか。

 

うちはもともとタバコの匂い対策(最悪なことに隣室のタバコの匂いが流入してくる)でパッキングしてもらったところ、その日から「あれ!? 今日はいつもより寒くない!」と感じました。

 

わずか数ミリの隙間を塞ぐだけでこんなに違うとは!

 

さらにさらに、隙間を埋めることで、蚊やゴキブリなどの進入を阻止する効果もあると思います!

 

つまり、ドアのパッキングは、匂い、寒さ、虫対策になる。一石三鳥!!

 

暖房の効きは悪い。一定温度まで下がらないと暖房がつかないことも

 

我が家は各部屋に一台エアコンがついていました。

 

が、問題は、冷房/暖房の一体型で、中央管理されているため、「その日の気温によりマンションが冷房/暖房をつけられるか決めている」点

 

各部屋に暖房/冷房の切り替えスイッチはあるものの、最高気温が一定に達する日は、たとえ冬でも暖房がつかないんです。

 

こんなの、日本だったら絶対ありえない話!

 

でも中国だと意外とよくある話らしい......「みんな一律、中央管理!」で中国っぽいといえばそうなのかな......

 

冬で比較的温かい日でも、朝晩は冷え込むし、お風呂上がりに子どものために暖房つけたいんだけど!!!!

 

と叫んだところで、誰も聞いてくれません。

 

中国で物件を検討するときには「冷房/暖房は中央管理ですか? それとも個人の自由でつけられますか?」って聞いたほうが安心です。

 

繰り返しになりますが、日本だとありえない話!笑。

 

 

china-study.hateblo.jp