広州ナビ

ふだんは編集者。仕事を1年休んで帯同中。情報をまとめたり整理したり書いたりがするのが好き。帯同中は仕事ができない分、異国の情報を発信中。

広州の雨季とスコール

広州の気候についても、いろいろ書きたいことが盛りだくさん。今日は雨季にフォーカスして書いていきます!

 

湿度80パーセントは当たり前

 

広州は湿度がとにかく高い!

 

基本的に湿度が高いです。

 

特に春(3〜5月)と夏(6月〜9月、10月??。秋が短すぎて夏の終わりが不明...)は本当に湿度が高い。春夏は雨の日が多く、特に6月はほぼ毎日雨が降っていた印象があります。

 

8月、9月は、6月ほどの雨じゃないけど、台風が来るので油断できません。

 

もちろん年によって気候が異なるので、あくまで目安になってしまいますが...

 

日本の梅雨とは全然違う。スコール級の雨に備えよ

 

「6月=雨」というと、「日本の梅雨と一緒でしょ?」と考えがちだけど、広州の雨季は日本の梅雨とは似て非なるもの!

 

広州のそれは亜熱帯性気候の雨季なので、バケツの水をひっくり返したようなスコール級の雨が連日降ります

 

大荒れの予報が出ているときは、幼稚園や学校が休園と事前に決まることも。

 

「今日は晴れているな、天気、もつだろうな〜っ」て思って傘なしでお出かけして商场で1時間ほど過ごして出てみたら、雷を伴う雨がざあざあ降ってて、み〜んな足止めされてるなんて光景は珍しくありません。

 

スコール級の雨が降ると、傘をさしても横殴りの雨で服は容赦無く濡れます。足元もぐちゃぐちゃ〜。なので、雨季の広州にレインブーツは必須です。

 

スコール級の雨だと、子どもにレインコートを着せてレインブーツを履かせてフル装備で挑んでも意味がありません。

 

一度10分ほど大雨の中を歩かせたら、フル装備にもかかわらず、パンツまで濡れていました...こういうときは帰宅したらシャワーに直行です。

 

あと、「風が弱い日は服が濡れることはない」と思いたいけど、結構濡れます。

 

というのも、広州の道路は日本と違って凸凹で、一度雨が降ると車道に水溜りがたくさん

 

で、広州といえば常に「堵车(渋滞してる)」してるし、雨でも車や電動バイクは猛スピードで駆け抜けていきます。

 

結果、車が水溜りを走ったときの水しぶきを歩行者がダイレクトに受けるのです。

 

だから、車がスピード上げて走ってきたときだけ、傘を車に向けて水しぶきを避けてたっけ(笑)。

 

あとは、レインブーツじゃないくても、ビーチサンダルを履いて、開き直ってビチャビチャに濡れて、帰宅後足を洗うのも手かも。

 

でも、いずれにせよ広州人でレインブーツを持っていない人はいないと思う。

 

広州人の子どもたが、レインブーツを履いて、その上からビニール袋を履いてふくらはぎでキュッと結んで歩いているのも何度か目撃したことがあります。

 

ほかにも、宇宙服や着ぐるみみたいに足から履いて全身を包むタイプのレインスーツを着ている子もときどき見ます。

 

それくらい、広州の雨は曲者です。

 

私は日本からレインブーツを持参しなかったから心配だったけど、広州に引越ししてすぐに夫に淘宝で買ってもらいました。

 

雨が多い季節に渡航する方で、すぐに淘宝や京东が使えない(オンラインショッピングができない)、リアルな商场でも買い物ができない(WeChat Payやアリペイが使えない)って方は、日本からレインブーツを持参するのがオススメです。

 

広州の雨を乗り切るアイテム

雨対策のアイテムをまとめてみます。

  • レインコート(子ども必須。大人は日本人はあまり着ていない)
  • 雨傘(折り畳み傘だけじゃ心許ない)
  • レインブーツ(大人も子どもも必須。レインシューズだと心許ない)
  • 濡れてもいい衣服
  • ハンドタオル(ハンカチじゃ心許ない)

 

スコール級の雨が襲ってきたときに、ロングワンピなんか着てると大変なことになるはず。ジーンズも、濡れたときに乾きにくいのであまり履きませんでした。

 

代わりに綿素材の薄手のゆったりめのパンツを中国の無印で買って重宝していました。1日のうち、外出の度にパンツが濡れて何回も洗濯を回すってこともあったので。オシャレは後回し、乾きやすさ重視で生活してました。

 

そもそも土砂降りの雨の中、みんな自分の服装なんて見てないし(笑)。

 

以上、広州の雨季についてでした。

 

広州の気候・天気については別記事も書いていく予定です!

 

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