中国に持ってきてよかったシリーズ、今回は医薬品に関してです。
常備薬(風邪薬、バファリンなど)
常備薬は絶対持っていったほうがいい。
私は船便で大量に送った。コロナの影響で渡航が2年も遅れたので、渡航して船便の荷物に再会したときには、全部「过期(使用期限切れ)」だったけど!
引越しの日に、日通の方に「処方箋薬は混在していませんよね? 全部未開封ですよね?」という確認を受けた覚えがある。
それにあまりにも多いと引っかかると言われた気がする...
船便の薬の大半が「过期(使用期限切れ)」になっているのは想像がついたので、あらためて渡航時にスーツケース に常備薬を詰めていった。
詰めたのは...
など
持病の処方箋薬
深刻じゃないけど、いくつか持病があって定期的に薬をもらっているので、渡航直前にかかりつけ医に行って処方してもらった。
中国へ処方箋薬を持ち込む際の規定はこちらに載っている。
私はかかりつけ医に英文証明書を発行してもらい、それをいつでも提示できるように携帯して渡航した。ちなみに英文証明書、紙切れ1枚で5000円もかかったよ...
私の方法は外務省が紹介している正規のやり方ではないのでご注意ください。渡航前に日中友好病院と、総合病院の中に入っている大きなトラベルクリニックの医師に相談したところ、「心配なら英文証明書を携帯して」と言われて、自己判断で上記のような方法をとりました。
子どもの常備薬
- 風邪薬
- 解熱剤
- 下痢止め
よく聞くのが、「かかりつけ医に、海外渡航の旨を伝え、多めに子供用の胃腸薬、風邪薬、解熱剤など処方してもらい渡航した」というケース。
うちは特にそうしなかった。直前にかかりつけ医に行ってもよかったんだけど、渡航準備でバタバタしすぎてて、そこまでできずに渡航したので...
渡航先の広州では子がよく熱を出したけど、その度に日本人通訳がいる病院にかかっていた。
薬は日本と同じではなく、中国の製薬会社のものだったり、香港や欧米のものだったり。私はあまり気にせず使っていた。製薬会社が日本じゃなくても、成分を見ると、結構日本の薬と同じだったので。
中国人の先生が、「中国の薬はあまり効かないよ」って言ってたけど(笑)。
中国でも日本の薬は手に入る
淘宝や京东でも日本の薬は手に入る。
例えばパブロンゴールドAの微粒44包で118元。つまり2360円くらい。
今私は日本にいるのだけど、これとまったく同じものを昨日マツキヨで1500円くらいで買ったので、やっぱり割高。
高いし、薬の種類が限られているけど、手に入ることは入る。
渡航先の気候によって体質が変わることも
高温多湿の広州に引っ越したら、低気圧による頭痛に苦しむようになった。
日本でも低気圧前の頭痛持ちではあったんだけど、広州の天気って本当に雨が多いし、晴れてたと思ったら天気が急変してスコールみたいな土砂降りは降る...っていう具合で、気圧の変化がとにかく激しい。
一時は、バファリンを恒常的に飲むような生活になってしまい、手持ちのバファリンが足りなくなってしまった。一時帰国する友人に買ってきてもらったほど。
その後、頭痛は落ち着いたからバファリンは余ってたんだけど、その後のコロナ大流行(2022年の12月頃、ゼロコロナを止めた後の流行)で、コロナに罹患して激しい頭痛と神経痛に苦しみ、再びバファリンのお世話に。
やっぱ、常備薬はできるだけ持参したほうがいい!
EMSで医薬品は引っかかりやすい
EMSで医薬品を送ると大幅に遅延するか、最悪送られず発送元に返送されることも。
処方箋薬をEMSで送るのは当然ダメ。
市販薬だと、半年かかってボコボコにつぶれた段ボールの状態で届いた話は聞いたことがある。
あとは、コンタクトレンズやフロスが原因で、発送から数ヶ月後にボロボロの梱包になって戻ってきた話も知人から聞いた、
EMSで中国に医薬品を送るのは失敗する可能性がかなりあると考えておいたほうが。
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