広州唯一の日本人幼稚園であるオイスカ幼稚園の情報を書いていきます。
幼児連れの方のご参考になれば嬉しいです。
オイスカの学費など、基本的な情報はオイスカのHPで確認できます。
月6000元(8月など、長期休暇が入るときも払う)は、広州にあるほかのインターナショナルスクールに比べれば安いです(2022年8月現在)。
オイスカ幼稚園の特徴
- 毎日お弁当
- 遠方にあるのでバス通園必須
- 園庭の遊具は少なめ、農業に力を入れている
- 日本の幼稚園より休みが多め
毎日お弁当
これはオイスカの大きな特徴です。ほかのインターナショナルスクールでは、お弁当か給食か選べたり、オール給食だったり、なかには朝食も出る学校があるなか、オイスカは毎日お弁当!
「各家庭で安心できる食材を選んでいただくことが一番」ということで、この方針をとっているそうです。
お弁当の中身は、お菓子はNGで、サンドイッチの中身も生クリームは禁止だそう。小さいゼリーなんかは入れてOKだそうです。
高温多湿の広州でお弁当持参はちょっと心配なところ。登園後に、クーラーが効いた部屋でお弁当を保管してくれているそうです。
なお、お弁当に関しては「最後まで食べきること」に力を入れているので、食べられるものを食べられる量だけ入れています。
遠方にあるのでバス通園必須
天河区(日本人が最も住んでいるエリア)の端っこにあるオイスカ幼稚園。多くの日本人のマンションからは遠方になるのでほぼ全員がバスを利用しているようです。
希望すればマンションまでバスが来てくれるわけではありません。バスストップがあるマンションは決まっているので、お引っ越し前に調べておくほうがよいです。
バスが止まらないマンションに住み、最寄りのバスストップマンションまで歩く方もいますが、なかなか大変だと思います。5分くらいの距離だとしても、夏は暑いし、雨季は突然のスコール級の雨もあるし(雨がっぱを着させてパンツまでびしょ濡れになるレベル)。
特に、小学校と幼稚園のお子さんがいらっしゃるご家庭は、どちらのバスストップもあるマンションに住んだほうがよいと思います(日本人小学校とオイスカの登校、下校時間は違うので本当に大変)!
話を戻すと、オイスカまではバスで30〜40分ほどかけていく子が多く、帰りのバスでは疲れて寝てしまう子もちらほら。
なお、バスはオイスカ幼稚園ではなく委託しているバス会社によって運行されています。
バスにはオイスカの先生は乗車せず、バスマザーと呼ばれるバス会社が雇っている中国人の女性が1人いて、園児をみてくれています。彼女は日本語を話せませんが、「気持ち悪い」「おしっこ」など、バスで使いうる日本語は理解しているようです。
園庭の遊具は少なめ、農業に力を入れている
園庭にある遊具は、シンプルな滑り台とか、かなり少なめ。そして見るからに古い。イメージは昭和の団地の公園みたいな......それでも砂場はあるし、広州では「ちょっと近所の遊べる公園」が皆無なため、園庭はありがたいです。
ほかの特色としては、オイスカでは農業に力を入れており、小さな畑があり、園児たちがさつまいもやトマトを植えて育てるといったことをしています。
広州の中心地区では、畑なんかないし、どうしてもコンクリートに囲まれがちなので、自然に触れながら野菜を育てる経験ができるのは素晴らしいと思います。
日本の幼稚園より休みが多め
これは単純に、中国の定める休日も休み扱いになるので、休日が多くなります。
例えば端午節休暇、中秋節休暇など。もうちょっと出席日数があってもいいんじゃ......と思いますが、これでも日本の規定は満たしているようです。
以上、オイスカ幼稚園の情報、第一弾でした。
長くなりそうなので、後半は別記事に書いています↓
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